リフォーム、塗料の特徴と耐用年数

今、戸建ての塗り替えに使われる塗料は、ウレタンやシリコンがほとんどになっています。ただ、シリコンだからといって、10年、15年持つわけではありません。同じシリコン塗料でも一缶一万円以下のものから5万円以上のものもあります。この基準については、JIS規定の促進耐候性試験の基準を参考にしましょう。簡単にいうと、機械で塗膜にダメージを与え続けて、塗膜が何時間劣化せずに耐えられるかを測ったものです。JIS規定の促進耐候性試験の基準では、2500時間耐えられる塗料を「耐候型1種」、1200時間耐えられる塗料を「耐候型2種」、600時間しか耐えられない塗料を「耐候型3種」と呼ぶことに決まっています。これを見ると「耐候型1種」が一番長持ちすることがわかると思います。これらは塗料のカタログに載っています。